KTRエンジニアリング

系統連系・受変電設備の技術コンサルティング

その案件、系統につながるかどうかを申込前に見極めます。

太陽光・蓄電池の開発案件について、接続検討の申込前に空き容量・工事費負担金・上位系統の制約を調べ、進めるべきかどうかを判断できる材料にしてお渡しします。進めると決まった案件は、申込図書の作成から回答内容の確認まで続けて対応します。発電所の設計・施工に携わってきた技術者が、実際の設備と手続の両面から確認します。

発電設備から系統連系点までの単線結線図 発電設備、昇圧変圧器、遮断器を経て、連系点で一般送配電事業者の母線に接続する構成を示した図。 太陽光/蓄電池 昇圧変圧器 遮断器 連系点 一般送配電事業者
検討の対象範囲。発電設備側の設計条件と、連系点から先の系統側の制約を突き合わせて判断します。

取り扱う業務

  • 系統連系の事前スクリーニング

    接続検討を申し込む前に、その地点が現実的に連系できるかを調べます。公表されている空き容量・設備情報に加え、上位系統側の制約や工事費負担金が跳ね上がる条件を確認し、地点ごとに所見をまとめた報告書としてお渡しします。複数候補地の優先順位付けにも使えます。

    対象
    太陽光・蓄電池の開発事業者、EPC、用地提案者
    成果物
    地点別の検討所見書(PDF)
    期間
    1地点あたり1〜2週間
  • 接続検討・契約申込の申込図書作成

    一般送配電事業者へ提出する接続検討申込書と、その添付図書を作成します。設計条件と図面がすでに揃っている場合は、様式が求める技術情報を整理して図書にまとめます。単線結線図や保護方式の検討から必要な場合は、設計作業を含めて対応します。回答書が返ってきた後の内容確認、契約申込への移行までを続けて担当できます。提出はお客様の名義で行っていただき、当方は図書の作成と内容確認を受け持ちます。

    対象
    太陽光・蓄電池の開発事業者、EPC
    成果物
    申込書一式、添付技術図書
    期間
    資料作成のみ 2〜3週間/設計を含む場合 1〜1.5か月
  • 自家消費型太陽光の設計・申請支援

    工場や事業所に設置する自家消費型太陽光について、設備設計と各種申請図書の作成を行います。逆潮流の有無に応じた保護方式、既存受電設備の改修範囲、需要実績を踏まえた設備容量の決定まで、売電案件とは異なる論点を整理します。設計と申請の両方を同じ人間が担当するため、書類と実際の設備が食い違いません。

    対象
    需要家、設備工事会社、販売施工店
    規模
    1MW程度まで
    成果物
    設計図書、申請図書一式
  • 受変電設備・連系設備の技術支援

    特別高圧から高圧までの受変電設備について、単線結線図の確認、保護協調の考え方、機器仕様の妥当性を技術面から点検します。メーカーや施工者から出てきた図面・見積の内容を、発注者側の立場で読み解く役割です。

    対象
    発注者、設計会社、EPC
    成果物
    図書レビュー報告、指摘事項一覧
    期間
    図書の量により個別
  • 低圧・小規模太陽光の保安法令対応

    出力10kW以上50kW未満の太陽光発電設備は小規模事業用電気工作物に区分され、技術基準適合維持義務と基礎情報の届出の対象です。パネル増設などの改修時には使用前自己確認結果の届出も必要になります。届出そのものは設置者が行う必要があるため、技術基準への適合確認と提出書類の作成を技術面から支援します。第一種電気工事士として、現場の施工内容まで踏み込んで確認します。

    対象
    低圧太陽光の設備所有者、O&M事業者
    成果物
    適合確認結果、届出用技術資料
    期間
    1件あたり1〜2週間

申込前の見極めが必要になった背景

接続検討はこれまで「とりあえず出す」ことができました。2026年に入り、その前提が変わっています。

  • 2024年度に一般送配電事業者が受け付けた接続検討は14,276件で、前年度の6,725件から倍増しました。うち系統用蓄電池が9,544件を占めます。
  • 2026年1月以降の申込では、事業用地に関する調査結果や登記簿等の提出が求められる方向です。
  • 2026年8月からは、1事業者が同一エリアで同時に抱えられる接続検討の件数に上限が設けられる見込みです。

件数を絞らざるを得ない以上、どの地点に枠を使うかの判断が事業成否を分けます。申込前に調べる意味はここにあります。

これまで手がけてきた設備

案件名や所在地は伏せていますが、担当した工程はそのまま記載しています。設計だけ、施工だけではなく、計画から試験・引渡しまでを通して経験しています。

  • 特別高圧変電所 66kV〜154kV

    系統連系に必要な変電所について、計画から詳細設計までを担当しています。現場施工管理と試験調整には監督的立場で関与。年間2件程度のペースで継続的に携わっています。

  • 大規模太陽光発電所 最大80MW/10件以上

    開発初期段階から関与した案件を含め、10件以上を担当。発電所全体の初期計画、連系用変電所の計画、自営線の基本設計まで手がけています。発電設備側と系統側の条件を同時に見る必要がある案件で、両方を担当してきました。

  • 自家消費型太陽光 1MW程度まで

    工場・事業所の自家消費案件について、設計、見積、受注、工事管理、引渡しまでを一貫して担当しています。逆潮流の扱い、受電設備の改修範囲、負荷変動を踏まえた設備容量の決め方など、売電案件とは別に考えるべき点が多い領域です。費用を出す立場で数多く手がけているため、金額の妥当性を含めて判断できます。

  • 地熱発電所 5MW

    変電所の設計から施工管理、試験、引渡しまでを一貫して担当。設計者が現場に立ち、試験まで見届けた経験が、図面と実機のずれを判断する土台になっています。

  • 蓄電池併設案件

    計画段階の案件を数件担当しています。建設実績はまだありません。系統連系および受変電設備の設計という観点では太陽光と共通する部分が多く、その範囲で対応しています。

資格

  • 電気主任技術者 第三種
  • 1級電気工事施工管理技士
  • 1級計装士
  • 第一種電気工事士

対応

  • 全国対応(現地調査・打合せは別途相談)
  • オンラインでの打合せに対応
  • 秘密保持契約は着手前に締結

書いているもの

系統連系や再生可能エネルギーの実務について、noteで「たいようとかぜと」名義で記事を書いています。どういう視点で設備と制度を見ているかは、こちらを読んでいただくのが早いと思います。

note「たいようとかぜと」の記事一覧

費用の考え方

個別の条件で変わるため、下表は初回相談時の目安です。見積は業務範囲を確定してから提示します。既存図書の有無や、設計作業を含むかどうかで費用と納期が変わります。初回相談は対応可能な内容かを確認する場で、技術的な検討や回答はこの場では行いません。継続してご相談いただく場合は、2回目以降を有償とさせていただきます。
業務形態目安
初回相談オンライン30分無料
2回目以降の相談時間単価個別見積
事前スクリーニング1地点ごとの報告書個別見積
申込図書作成1件ごと(資料作成のみ)個別見積
同上(設計を含む場合)設計範囲に応じて加算個別見積
自家消費の設計・申請支援1件ごと個別見積
技術支援・図書レビュー案件単位または月額個別見積
保安法令対応1設備ごと個別見積

相談する

案件の所在地、想定出力、連系希望電圧が分かる範囲で書き添えていただけると、一次回答が早くなります。図面や資料は添付いただいて構いません。

メール
info@ktreng.com
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初回相談
オンライン30分・無料
打合せ
平日夜間および土日に対応

いただいた資料および案件情報は、相談の検討目的以外には使用しません。秘密保持契約が必要な場合は、着手前に締結します。